|
大原(おおはら)は日本の南西諸島、沖縄県八重山郡竹富町の地名。現在、小字としての「大原」という地名は廃止されており、西表島南東部のいくつかの地域と併せて「沖縄県八重山郡竹富町字南風見」の一部となっている。 西表島南東部、仲間川の南側に拡がる集落。1938年と1941年、西表島南東の沖合に浮かぶ新城島の農民が集団移住して形成された〔「八重山ジャンルごと小事典」p44 崎原 恒新 ボーダーインク、1999年8月1日〕、西表島の入植地としては比較的新しい地域である。 。 === 竹富町役場移転問題 === 竹富町は旧八重山村を分村して発足した1914年から1938年まで村役場を琉球王国時代に八重山列島一帯の番所を統括する蔵元が置かれていた竹富島に設置し〔竹富町ガイド (沖縄県)〕、これが村名の由来となったが1938年に島同士の往来が不便であったことを主な理由に、村外の石垣島へ役場を移転。以後、現在に至るまで町外に役場を置く特殊な体制が採られている〔。竹富町と同様に役場を自治体の外に常設しているのは、鹿児島県鹿児島郡三島村と十島村(いずれも鹿児島市に役場を設置)だけである〔過去には青森県下北郡東通村も1889年から1988年まで役場を村外のむつ市に置いていた。〕。 役場が町外にあることで職員の多くが石垣市に住民票を置いており竹富町に税収が入らないことや、役場を誘致することで町内の人の行き来を活性化させることなどを主な目的として石垣市から大原に町役場を移転させる構想が古くから存在し〔西表島・東部 まちの拠点づくりを地域の活力へ (南山舎「情報やいま」2002年4月号)〕、2002年には町議会でが町役場庁舎の早期移転を求める決議が賛成多数で可決されている。 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大原 (竹富町)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|